スポンサーリンク

この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
  

Posted by at

指輪を作る

2018年06月10日
革細工をやる中で、関連してアクセサリー作りも興味はありました。

特に彫金や鍛金が気になってたんですが、難しそうで手を出せないでいました。アートクレイシルバーやワックスは少しやりましたが、どうもしっくりこなくて続きませんでした。

…そもそも自分はアクセサリーを身に着ける事をしなかったからだな(笑)。

ですが、未熟でもいいから作って欲しいということだったので、気持ちを込めてやってみます。



今回は鍛造で槌目の指輪を作ります。

まず18号の指輪を作るんですが、材は14号くらいの長さでカット。理由は後述。その後、焼きなましをします。断面はヤスリで磨き整えます。




裏に刻印を打ち、大まかな円形に曲げていきます。



この後、銀ロウ付けを行います。…いつものことですが、集中してて写真撮り忘れました(笑)
個人的にこの工程が一番難しかったです。何度も試行錯誤して、資料や本職の動画を見て研究しました。



ロウ付けした後は表面が変色?するので、軽く磨きます。その後、心棒にあてがい木槌で形を修正します。



ここでのサイズは12~13号位。

ここから心棒に入れて、槌目模様がつくように金槌で叩いていきます。一定の力とリズム打ち付けます。後述すると書いたサイズの件ですが、ここでどんどん材が伸びていきます。最終的に18号くらいになるよう調整します。

…写真の撮り忘れ多し(笑)。



サイズ違いも作って、完成です!



…改めて色んな縁に感謝です。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 22:33Comments(0)非日常 (ハレ)工作・モノづくり

アックスホルダー

2018年04月09日
山野でアウトドアアックスを使うとき、鞄に入れるのではなく、身に着けておきたいなぁと思いました。ちょっとしたホルダーがあれば腰に差せると思い立ったので、早速やってみます。



構造はシンプルにします。革でベルト通しと斧を差し込む穴を作り、カシメで連結します。サイズを測り、其々のパーツを切り出します。




カシメ用の穴を開け、コバを磨き、ベルト通しを接着します。その後、カシメます。



とりあえず完成。シンプルですが、使いやすそうです。





某メーカーさんのように紐を付けようかとも思いましたが、とりあえずこのまま使って検証しようと思います。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 00:16Comments(0)道具・モノ工作・モノづくり

中古の銅鍋のメンテ

2017年10月25日
しばらく間が空いてしまいました。何か色々と忙しかったり、私事では良いことがありました(笑)。


前に中古の銅鍋を安価で二つ手に入れました。ただ、銅器は扱ったことがほぼ無いので、これを機に銅器のメンテなどを勉強していきたいと思います。

状態は本体表面にうっすらと白い膜があり、おそらく緑青と思われます。小さい方は取っ手が鉄製、大きい方は蓋付きで取っ手は真鍮製です。小さい方は取っ手が錆びています。



とりあえず洗ってソース作りしましたが特に問題はありません。どちらも表面を綺麗にするとともに、小さい方の取っ手の錆を何とかしたいと思います。



まずは取っ手の錆を落としていきます。真鍮ブラシやスコッチブライトを使用し綺麗に落とします。




その後、過去にやった炭素鋼刃物の黒錆加工を取っ手にしてみました。



一応できたんですが、その後数回使用したら錆びたので、油焼きに近いことをしてコーティングします。植物油を塗ってバーナーで炙るを数回繰り返します。少し黒っぽくなったら完成です。



数回使用しましたが、とりあえずは錆びなくなったので良しとします。



後はどちらも本体を綺麗にします。
クレンザーやピカールなどを柔らかいスポンジで洗うと良いとのことでやります。…が、あまり綺麗になりません。少しスコッチブライトでやってみると細かい傷がついてしまいます。



…うーん。…そういや酢やレモン汁と塩が良いって聞いたような…。

試してみるとみるみる綺麗に!



比較するとかなり違います。そして、一気に仕事が進みます!





…どやぁ!顔も映るくらいにピカピカになりました!

銅器は熱伝導が良く、煮込み料理やソース作りに向いています。これから使っていくのが楽しみです!

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 16:40Comments(2)道具・モノ工作・モノづくり

ペティナイフを作ってみる 完成!

2017年08月25日
長かったペティナイフ作りも今回で終わりです。

早速、完成品を。


◇自作ペティナイフ

仕様

全長 : 21.2㎝
刃渡り : 11.4㎝
刃厚 : 2.0㎜

鋼材 : 日立金属 ATS-34
ハンドル材 : 縞黒檀
ヒルト材 : ニッケルシルバー

硬度 : HRC 62 (八田工業㈱様に熱処理依頼)








所々甘い部分はありますが、初めて作ったのでこんなものかなぁと(言い訳)。紙や野菜の試し切りも行いましたが、特に問題ありません。

何にせよ、漸く形になりました!長かったですねぇ。



次は前に折れた鋼材使って、刀子でも作ってみようか思案中です。こっちは本当に時間かかりそうですが(笑)。


◇ ペティナイフを作ってみる 関連記事 ◇

1、ぺティナイフを作ってみる
2、ぺティナイフを作ってみる 保留
3、ぺティナイフを作ってみる 外形研削
4、ぺティナイフを作ってみる 焼入れ 研磨
5、ぺティナイフを作ってみる ヒルト ハンドル
6、ぺティナイフを作ってみる ハンドル部の加工 シース製作

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 00:42Comments(4)道具・モノ工作・モノづくり

ぺティナイフを作ってみる ハンドル部の加工 シース製作

2017年08月24日
更新も遅れましたが、このネタ自体もかなり久方ぶりです(笑)。色々あって1年以上放置状態でした…。


~前回のあらすじ~

熱処理が終わった鋼材に、ハンドル材をくっつけたゾ!






今回はハンドル部全般終わらせます。ピンを差し込み、ハンドル材と本体を固定します。





…実はここまでは1年前にやっておりました(笑)。

後は断面四角のハンドル部を削り、サンドペーパー(#80~1500)で表面を磨き、バフ掛けして、綺麗な楕円形にします!




ナイフの方はほぼ完成。刃付けは最後にして、ハンドル部に亜麻仁油をこすりつけます。




次にシース作りです。シースは鞘のことですね。

設計図とか作った方が良いんでしょうけど、最近のレザークラフトは横着してます(笑)。直接ナイフを当てがいながら作ります。



大体の大きさに切った革に、刃の部分を支える中子を付けて縫っていくんですが、ベルト通しを先に縫わないといけないことに気付き、先にベルト通しの方をやります(笑)。




やっと刃の方です。



コバを整え、ヘリを取ります。



濡らして型を取ったので、乾燥させます。



後はコバを仕上げ、革用のオイルで擦っておきます。



刃付けも終わり、シースも仕上がりました!次は完成品を出せそうですね!

…長かった。1年以上かかるとは…。流石に怠けすぎでしたね(笑)。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 20:33Comments(0)道具・モノ工作・モノづくり

アカシの選別 焚き付けづくり

2017年08月22日
いやー、大分間が空きました(笑)。夏休みやお盆というのは、サービス業は忙しいので仕方ないです(言い訳)。


漸く休みになったので、春に採取したアカシ(ファットウッド)の選別などを行います。



斧でコツコツ割っていきます。




黙々とこういうのやるのは割と好きです。…蚊さえいなければ(笑)。



とりあえず、松脂の多いものと少ないものに分けて保管します。



余談ですが、カヌレも久々に焼きました。大分コツをつかんできましたが、今回少し早めにオーブンから出しました。母が固くて歯が…とか言ってたので、少し淡い色の状態で出しました。

暫くすると色が濃くなってきました。これは驚きましたね。




焚き付けづくりの休憩に頂きました!うまうま!

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 20:29Comments(0)お菓子工作・モノづくり

火打石での焚き火とチャーロープ

2017年05月16日
アカシ(ファットウッド)の検証も含め、焚き火で朝ごはんします。

今回の条件。

・火打石での着火。
・刃物は小型の斧のみ。
・焚き付けは自然物を使用。



まずは焚き付けの準備。樹皮は別にし、割っていきます。






アカシも割って使います。削ったりするとメタルマッチの時に良い着火剤になるようです。




因みに2㎝程の太さのアカシをライターで少し炙ると…。



固化していた松脂が融けて燃え、ろうそくのように燃えます。なるほど、色々納得しました(笑)。




火打石セットの準備。今回増えたのは、前に作った金属製の火吹き竹(棒)です。




皮袋に入るサイズだったし、とある理由から入れました。

麻ひもをほぐして準備完了。




火口(ほくち)のチャークロスを火打石にあてがい、火打ち金を打ち下ろします。



この後、麻ひもでくるんで発火させるんですが、結構煙たいんですね。そこで例の火吹き棒を使います(笑)。距離を稼げ、ピンポイントで風を送れるので凄く良かったです!



バタバタして写真は無いですが、無事着火し、火も安定しました。



さて朝ごはん。…まぁ、もう昼なんですが(笑)。




小さいオムレツとハムを焼きます。



うーん、流石にニトスキ15㎝は焚き火では小さすぎですね。…20㎝前後の取っ手が長い鉄フライパン欲しい。



帰ってからチャーロープというものを作りました。これも火口になるんですが、チャークロスに比べて簡単に準備ができ、保管も楽とのことなので、作ってみます。

材料は金属製のパイプと綿の紐です。



今回はたまたまあった真鍮のパイプと、千切れて使わなかった服の紐を使用。どちらも誂えたようにサイズがぴったりで笑ってしまいました(笑)。

パイプに紐の端を寄せてねじ込みます。次に通した紐の先端をライターで炙り、火がついたらパイプに戻し、指でパイプに蓋をします。

先端の紐が炭化したら、これで完成。簡単です。


◇自作チャーロープ

早速火打石で試したら簡単につきました!これもセットの中に入れます!

いやあ、満喫しました!例の条件もクリアしましたし。刃物は小型の斧のみでナイフも使っていません。焚き付けは自然物のみです。…実は新聞紙も準備してましたが、檜の皮が非常に良い仕事をしてくれました。

斧でのフェザースティックは中々難しかったです。もう少し腕を上げたいですね。



ところで今回の教訓。

小型のフライパンはあると良さそう。そして、塩は忘れないこと(笑)。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 17:08Comments(2)道具・モノ工作・モノづくり

自作 火起こしセット

2017年05月08日
前回大体作ってますが、革袋なども追加で作ります。今回は薄手の革を使用。



縫う部分に線を引き、ミシンで縫ってみる。



たぶん大丈夫だと思い試しましたが、うまくいきました。衣服で使われた革くらいの薄さなら、ミシンでも大丈夫みたいです。



縫い目に沿ってカットします。スエード調にしたかったので裏返しにします。

後は補強部にリベットやハトメを打ち、紐を通して完成。



◇自作 革袋

紐は革ひもにしようか迷いましたが、着火剤にもなるパラコードにしています。…まぁ、気分や雰囲気で変えるかもしれません(笑)。



後はこの袋にいろいろ入れます。

・自作 火打ち金
・火打石 チャート
・自作 チャークロス
・麻紐をほぐしたもの



◇自作 火起こしセット

…ちゃんと全部入りましたね。実はかなり適当な寸法で作ったので、少し心配でした(笑)。




今後は自然のものを使った火口(ほくち)も作っていきたいですね。オヤマボクチや蒲の穂、キノコで作っていたようです。

火口について何か知っている方、是非是非情報をお教えください!些細なことでも全然かまいません!

後はファットウッドの採取をしていくつもりです。


…いろいろやりたいですが暇はなし(笑)。時間が欲しいですわー。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 13:06Comments(0)道具・モノ工作・モノづくり

火起こし 【火打石】

2017年05月02日
火起こし。

何故か昔から興味がありました。小さい頃、家のお風呂は薪で焚いていました。父がマッチ一本で火起こししているのを見て、なんか憧れていたものです。

最近、改めて火起こしの方法を勉強中です。もともと好きでしたが、もう少し深い理屈を体験を踏まえて理解したいと思いました。

ここのところメインだったメタルマッチも面白いですが、少しづつ歴史を振り返るというか、難易度を上げていこうかと(笑)。



なので、今回は火打石での着火を目標とします。


必要なものは火打石、火打ち金、火口(ほくち)、麻ひもです。説明は順次やっていきます。

火打石は兄が過去に拾ってきた瑪瑙、麻ひもは家にあったのでそれを使います。


※訂正 瑪瑙(めのう)ではなく、チャートという岩石らしい。詳しくはないのでわかんないですが、とにかく硬い石です(笑)。



それでは持っていない、火打ち金から自作していきます!

鋼材は金属ヤスリや金属用ノコギリの刃のような固い鋼鉄が良いみたいです。その固い鋼材をもっと固い鉱石に打ち付けることで火花が出るって事みたいです。

物置を漁ってみると錆びて使えなくなったヤスリが数本ありました。試しに火打石とぶつけてみると、その中の1本から火花が出ました。なのでこれをベースに作ります。



表面のヤスリ部分をグラインダーで削り、アセチレンバーナーで熱して変形させたり、失敗して折れたので溶接したり(笑)。

溶接したら焼きが甘くなり火花が弱くなったので、俄かだけど焼き入れしてみたり。




最終的にできたのがこちら。


◇自作火打ち金

焼き入れ後の酸化被膜(?)があるので、石に当てるところはグラインダーで少し削りました。試すとちゃんと火花が散ったので安心しました。

…鋼鉄の加工は難しいですね。捻ったりしたデザインにしようと試みたんですが、直ぐ折れる(笑)。本当に鍛冶屋さんは凄いですね。





さて、次に火口(ほくち)を作ります。自然物で作るのは追々やるとして、身近なもので出来るものから始めます。今回はチャークロスという炭化させた布を作ります。

材料は蓋つきのブリキ缶と綿100%の布、爪楊枝です。缶にふたには小さい穴を開け、爪楊枝がキャップのように刺さる状態にし、布を缶に入れます。



次に蓋を閉めて、火にかけます。暫くすると蓋の穴から可燃性のガスが出てきます。

暫くするとガスが出なくなるので、火から外し、蓋の穴に爪楊枝で塞ぎます。後は冷えるまで待ちます。





◇自作チャークロス

何回か作ったんですが、帆布のような目の詰まった布の方がいいですね。理由は後程。





さて、準備は整いました。…丸一日費やしましたが(笑)。

火打石と火打ち金。麻ひもほどいてほぐしたものと自作のチャークロスを準備します。



チャークロスが火打石の角に来るように持ち、火打ち金を打ち付けます。数回打ち付けると…。




チャークロスに火の粉が当たり、じわじわと赤くなっています。意外に早くつきました!

ほぐした麻ひもでチャークロスを包み、息を吹きかけたり、ぶんぶん振ると…。




…ついたよ。

…火がついたよ!やったぜ!なんか凄いやり切った感があります(笑)。



因みに目が詰まってない布のチャークロスはうまく火がつきませんでした。試しにライターで付けてみましたが直ぐに消えます。裏が透けるような密度の布はうまくいかないですね。

とりあえず、火起こしの一つ【火打石】による着火はうまくいきました!



保留していた弓切り式もやろうと思いますが、暫く火打石に嵌るのでもう少し先になりそうです(笑)。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 22:02Comments(2)道具・モノ工作・モノづくり

自作コーヒーミル用 ハンドルホルダー

2017年04月20日
前々から思ってたんですが、コーヒーミルの取ってがバラけるのが嫌でした。

勿論、取り外してコンパクトになるんですが、一緒にあってほしい。しかし同じ袋に入れると傷がつく…。

なんて思っていたら、そんな悩みを解決するアイテムは既にあったんですね(笑)。

…ですが、見てみると革製。しかもなんか作れそう。でもいい厚さの革は無い。

貰った革で薄いものがあったので、試しに作ってみます。うまくいけばいいですし、駄目なら追々別素材で作ろうかと。



まずは、薄手の革を大雑把な長さにカットします。



次にハンドルの大きさを確認しながら位置決めし、ミルの外周に合わせてカットします。




重なったところを縫っていきます。




大体来てます。ただ革自体がかなり薄いので専用の液を使い固めます。



とりあえず、少し硬くなりました。



早速取り付けます。…もしかしたら固くしないほうが良かったかも…。何とか本体にはまりました(笑)。



ハンドルをはめてみます。



ちゃんと付きました。


◇自作コーヒーミル用 ハンドルホルダー

…まぁ、パクリですが(笑)。

ただ、やはり革が薄すぎますね。もう少し厚い革ならしっくりくると思います。

…なんとなく、もう少し良いものにできそうな気もするので、時間があったら新たに作るかもです。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 22:54Comments(0)道具・モノ工作・モノづくり珈琲・お茶

片刃トビ鉈 シース作り

2017年04月17日
先日メンテしたトビ鉈のシースを作ります。時間もなかったのでかなり簡易的なものですが、とりあえずそのままだと危ないので…。

刃の部分と似たような大きさの革を準備します。本来は設計図作るほうがいいのですが、最近はちょっと雑です(笑)。



刃が当たる部分も切り出します。



一時的に両面テープで固定し、トビの部分が出るようにします。ここを覆うような形にすると、鞘自体が大きくなるので今回は飛び出す形にしました。トビの部分は刃がついている訳じゃないので。

逆側の革も準備します。縫うかリベットか悩んだんですが、今回は時間ないのでリベット打ちで楽します(笑)。



閉じるためのバンドも作ります。



ようやく楽しい組み立てです!穴をあけ、リベットやジャンパーホックを打ち込んでいきます。



はみ出ていた革を切り取り、コバをサンドペーパーで磨きます。



ここで一度水の中に付け込んで、革の反りを直します。端の部分を使ったためか、かなり反ってます。

乾燥させて、オイルを刷り込んで…。






完成です!

父に鉈を返すと、立派だと喜んでくれました。…もう少ししっかりしたモノにすれば良かった…。

まぁ、研いで切れ味良くなってますし、あのままだと危ないんで(笑)。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 19:01Comments(0)道具・モノ工作・モノづくり

片刃トビ鉈 砥ぎやメンテ

2017年04月11日
冬は寒くて体が動かない。おまけに風邪や指先の火傷などでキーボード打つのが億劫になってました(超言い訳)。

まぁ、ようやく大体治ったし、暖かくなってきたので行動し始めます(笑)。



前に裏山の物置に行ってみたら、見かけない鉈がありました。父に聞いてみると前に誰かから貰ったらしい。錆ついてはいるもののメンテナンスすれば全然使えるレベルだと思い砥いでみることにしました。

調べてみるとモノは『トビ鉈』。こういう形状のものがあることは知ってましたが、名前は知りませんでした。似たような形状で泊鉈ってのもあるようです。






頭の鳶は手鉤代わりに、また、木を根元から切るときに先端を傷めないため等、よく考えられています。

一般的には山歩きに、小枝切りや除伐、農作業等に使われています。



さて、綺麗に洗って、砥いでいきます。

刃全体の錆をスコッチブライトで荒く取り除きます。次にサンドペーパーで錆の酷い部分を磨きます。

一度洗って、400~2000番くらいまで砥いでみました。刃線が包丁などとは逆の曲線を描いているので、難しかったです。

柄も荒れているところがあったので、サンドペーパーや鑢で毛羽だってるところを磨きます。

後は、椿油で刃の保護、亜麻仁油で柄の部分を磨きます。




暫く油を刷り込ませるように磨きます。



そして。





◇片刃トビ鉈

結構、綺麗になりました!

試してないですが、それなりの刃付けは出来たと思うので切れ味も大丈夫だと思います。何の鋼材使ってるかは知りたいところです。


…ただ、鞘がないんです。…なので、近いうちに作ろうと思います(笑)。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 23:20Comments(0)道具・モノ工作・モノづくり

ピンチ缶 作ってみる

2017年03月07日
登山やキャンプなどで困ったときのお助けグッズを入れておく、通称「ピンチ缶」と呼ばれる小箱があります。

サバイバルキットの縮小版みたいな位置づけですかね。



防風マッチにマニキュアでコーティングしたり 、色々詰め合わせて。


最終的にこうなりました。普段持ってるEDCのキーホルダーとピンチ缶。





中身は結構迷いましたが次の通りです。


◇救難信号
・防災用特殊ホイッスル

高中低音の3音域帯を同時に発し、多くの環境下で聞こえやすいものです。ブッシュクラフトナイフを買った際の付属品です。


◇火器
・bic J25CR ミニライター
・パラコード 1m (Live Fire Gear 550 Fire Cord)

…まぁ、火を焚くことは相当非常時なので、ほぼ必要ないとは思いますが念の為。針の消毒も直火の方が使いやすいですしね。非常時ほど余計な労力を使えないので、ファイヤースターターは止めました。勿論、長期保管などのメリットもありますけどね。

パラコードは靴紐の予備や止血に。更にこのコードは特殊なもので、中の赤い芯は着火剤になってます。…腕があれば、弓切り式で火を起こす際の弦にも出来ます(笑)。


◇ファーストエイド
・消毒綿
・絆創膏
・イソジン消毒軟膏
・解熱鎮痛剤

軽い傷や最低限の手当て用。満足な手当ては出来ないので、気休め程度です。怪我の種類によっては湿潤療法もありますが、非常時に綺麗な水が大量に手に入る保証無いですから、最低限の消毒は持っておきます。


◇その他
・ダクトテープ (ライターに巻いてある)
・釣り針セット 2セット
・コンパス
・鉛筆
・付箋

ダクトテープはテントの破れなどの補修用。止血や添え木の固定などにも使えます。

釣り針セットはボビンに2セット巻いてます。釣りもですが、布の補修、最悪傷口を縫ったりも出来ます。…そんな状況はあまり考えたくないですが(笑)。

コンパスは小型のもの故、精度がイマイチですが有った方がいいですね。

鉛筆は普通のものではなく、アイライン用のペンです。鉛筆と違い、どんな素材にも書けるのがいいですね。


…ピンチ缶の中身は暫定ですが以上です。少しのお金は追加で入れても良いですね。

キーホルダーにはフラッシュライト(ストロボ付き)や小型の折り畳みツールを付けてるので、併用して使います。この御時世のことも考えて、ナイフレスのツールです。




今回は手持ちのものと身近に手に入りやすいもので作ってみました。色々更新するとは思いますが、とりあえず完成です!

…そういえば防水コーティングしたマッチ、結局入れなかったな(笑)。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 14:10Comments(2)道具・モノ工作・モノづくり

日曜ではないが日曜大工

2017年02月13日
家の洋服掛けがヘタって来たので、新たに作ります。


材料は100均フックとホームセンターの板。



寸法を測って、フックを付けるだけ(笑)。





こういう金具は案外100均の方が安かったりします。



時間がなくて拘ったモノづくりできる時間はないですが、これはこれで(笑)。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 17:43Comments(0)道具・モノ工作・モノづくり

マルセイユ風石鹸 ラッピング編②

2017年02月11日
もう少し頑張ってみたくなったので追記。


今後、別タイプも作ってみたいのでラベリングをしてみる。




%表示は勿論逆にしておいた(笑)。



良いサイズの袋もあったので入れてみる。



石鹸はそれなりにもつから、急な来客のプレゼントにも良さそうだ。


改めて、100均の充実っぷりに驚いてます。前に都市圏の大きい100均行ったんたんですが、品ぞろえが凄かった。モノによってはホームセンターより安いものもあるので、使い分けて楽しみたいです!

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 13:19Comments(0)道具・モノ工作・モノづくり

マルセイユ風石鹸 ラッピング編

2017年02月08日
先日作ったマルセイユ風石鹸。



…このままでは持ち運びもよろしくない。そして、なんかカッコ良くしたい(笑)。

早速、ラッピングしてみます。


実は色々試してたんですが、中々綺麗にできません。ギフトのラッピングとか、あっという間にやっちゃいますが、スタッフ凄いですね!

…ゴミ箱には犠牲になった古新聞が(笑)。

結局、縦横それぞれの寸法に合わせて切った、製菓用パラフィン紙を二重に包みます。



…Windows10の付属写真編集ソフト、割と簡単にこんなことできるので侮れません。雰囲気があるような感じにできます。…まぁ、背景のごちゃごちゃした道具、隠したかっただけですが(笑)。

まず、包んだ石鹸と紐を準備。



紐を巻く。



シーリングワックス…ではなく、グルーガンを盛る。…シーリングスプーン、いつか役に立ちますように(笑)



数秒待ってから、シーリングスタンプを押し、暫く待つ。



…どやぁ(笑)。


◇自作 マルセイユ風石鹸

まぁ、それっぽいよね。色々粗は目立つけど、初めて作った割にはまずまずといったとこでしょうか。


我が家は勿論、お世話になってる人や大切な人にプレゼントしても大丈夫だと思います。

…たぶん(笑)。


今年の冬の間に時間できたら、もう一回作ってみたいですね!

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 00:01Comments(0)道具・モノ工作・モノづくり

薪割りとチェーンバンドの検証

2017年02月01日
先日作ったチェーンバンドの検証も含め、薪割りしてきます。



割れて使えなくなった臼を輪切りにした薪割り台。いつの間にか親父様が作ってくれていました!ありがたや!

まずは小手調べ。うまく割れました!




…これ良いよ!力が逃げにくいのか、バンド無しで割った時より楽な気がする。


持ち運びもそのままバンド持って…




バラバラっと。バンドは引っ張って引きずり出せばいいだけ。



角型のものでも、しっかり取り付けられます。


次は節のある丸太。



凄い丈夫。喰いこみもせず、斧が弾かれます。

何回か打ち込むと…。



割れました!中々良い斧なので、宣伝もしておきましょう(笑)。


◇フルターフォッシュ 楔打ち込み用 薪割り斧 『スレッジ』

節の部分は何度やっても駄目だったので諦めます。せっかくの薪割り槌なので、楔も試したいですね。


チェーンバンドは中々良い仕事をしましたが、ゴムバンドのハトメは良くなさそうです。帰ってから見てみると…。




やっぱりハトメが取れてました。

アルミスリーブ等も考えましたが、こういうものは直しやすいほうが良いので、単に縛るようにします。



修理完了!

チェーンバンドもかなり便利で満足したし、最近の運動不足とストレス解消も出来て良かったです!


  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 00:01Comments(0)道具・モノ工作・モノづくり

マルセイユ風石鹸を作る 完成

2017年01月31日
一か月ほどの熟成期間が終わりました。



…うん、それっぽい!まぁ、形は若干歪ですが使えればいいし、手作り感が出てる(笑)

早速試してみます。

少し手を油で汚してから使ってみた。



泡立ちは若干少ないかも。そもそも泡立ちあまり気にしたことないや。

で、水で流してみるとしっかり油汚れが落ちてる!

あと、洗ってから暫く時間が経っても、なんかしっとり感が続いてるような気がする。香料入れてないから香りはほぼ無し。


…すげえ、ちゃんと石鹼になってる(笑)。当たり前なんだろうけど、少し感動した!


次は体洗った時、どんな感じか試してみたいですね。後、ラッピングも考えてみよう。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 14:32Comments(0)道具・モノ工作・モノづくり

ウォレットチェーンのリメイクなど

2017年01月17日
お恥ずかしながら、度々サイフを落とします。

一度目は届けてもらえました。半分自作のサイフなので、届主に凄い感謝してます。

二度目は気づいて直ぐに戻って、見つけました。まぁ、サイフは車に轢かれましたが(泣)。

それ以来落とさないようウォレットチェーンを付けてました。


その後、金具が付いていた革が切れてしまい、暫く付けずに忘れてました。

最近、また落としそうになったので作ろうと思ったんですが、壊れたチェーンを直したほうが良いと思い、今に至ります(笑)。

さて、直すというかリメイクの開始。



革製、4本丸編みのウォレットチェーンです。金具の付いていた部分の革が切れました。



元々、少し長いなと思っていたので、短くカット。少しほどいて縛り直し、水に浸して捻りを戻します。



とりあえず完了。少し使ってみて、修正します。


次にワイン箱を手に入れた!



イタリア・トスカーナの良いワインですね!もちろん呑んだことありません(笑)。…呑んでみたいなぁ。

穴が空いてたので、これを利用します。



100均の金具を使って…。



取り付ける。ただそれだけ。



普段はキャンプ道具を入れてますが、取っ手欲しかったんですよ(笑)。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 11:55Comments(2)道具・モノ工作・モノづくり

マルセイユ風石鹸を作る 2日目

2016年12月27日
数時間休ませて、ある程度鹸化が進むともったりした状態になります。




これを牛乳パックで作った型に入れて数日休ませます。



その後、カットして『アレ』を使います。そう、『アレ』です(笑)。



…『72%』印字のハンコです。

正式に認められたサボン・ド・マルセイユは、72%以上の植物油が含まれていなければならないため、それをクリアーしたモノにのみ印をつけられるのですね。…折角なので作ってみました(笑)。

印字するタイミングが難しい。切り分けた直後はまだまだ柔らかく、ハンコにくっついちゃった。次の日やったらうまくいきました…が。



…やっちまった。超ポカミス。

…%の向きが違う。

まぁ、売りもんじゃないし、ネタとしてもおいしいかもなので、これからもこのハンコ使います。…マルセイユ『風』だしね(笑)。

パチモンっぽいのが玉にキズ(苦笑)。



後は1か月程度熟成。暫くは放置です。

とりあえず何とか出来たっぽいですね。仕上がりまで結構長いけど楽しみです!


因みに2日目と書いちゃいましたが、実際は1週間近くかかってしまいました。時期の気温や湿度で結構かわるみたいです。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 10:10Comments(0)道具・モノ工作・モノづくり