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ライヨールナイフの手入れと加工

2015年07月25日
このライヨールタイプのフォールディングナイフは自分が愛用しているものです。結構前に手に入れたもので、普段家で使用しています。

…当たり前の話ですが『所持』状態なので、法律に違反していませんよ。包丁と同じ状態ってことですね。


曲線美の素晴らしいこのナイフ、今から200年ほど前にフランスの小さな村、ライヨール村で誕生したそうです。




シャトーラギオールやフォルジュ・ドゥ・ライヨールなんかは中々いいお値段なのですが、これは2000~3000円くらいだったので気軽に使用しています。でもハンドル材は角なんですよ。いい買い物したと思います。

…ただ、安い分、ライヨールタイプには欠かせない、背の部分の『蜂』の彫りが雑でした。兄が持っているフォルジュ・ドゥ・ライヨールの蜂と比べるとかなり違いますね。


◇手持ちのライヨールタイプ


◇Forge de Laguiole 3ps ナイフ


◇Forge de Laguiole ソムリエナイフ


これはこれでいいのですが、もう少しモダンな感じにしようと思います。ソムリエナイフの方を参考にします。



削って磨いたら、こんな感じになりました。写真ではわかりにくいですが、羽の位置に角度がついています。

…後で知ったんですが、もともとは蜂を模した台形だったみたいですね。案外こっちの方が伝統的なイメージに近いかも。

ついでに刀身も研ぎおろしをして、バフ掛けをし、鏡面仕上げにしました。くすんだ色になってた真鍮部分も輝きを取り戻し、刃も産毛剃りが出来るように研いできました。

回数こなす度『研ぎ』の奥深さに驚きつつ、ズブズブとハマっている今日この頃(笑)。でも、やっぱり道具は手入れが大事。やった分だけ愛着も湧くし、自分のモノになっていきます。

  

Posted by 妖怪スクナカボチャ at 02:06Comments(0)道具・モノ工作・モノづくり