例えば宣伝について

2011年12月13日
このブログを始める際に3つ、自分に対しての約束事を決めています。

1、ジャンルを問わず興味深い物事を提供する。
2、相対する事柄などを包み隠さず考察する。
3、記憶力の悪い自分のための記録を綴る。

1、3はそれなりに…モノの製作は時間が掛かるので、もっぱら料理関連が
増えていますが(笑)。まぁ、及第点かなと。たまに見直すと、あん時こんなこと
やったっけと色々思い出せたりします。

ただ2の『相対する事柄などを包み隠さず考察する』…これは難しいですね。
課題にして良かったとは思います。ただ実が伴っているかというと、かなり疑問です。

例えば書籍の感想や紹介にしても、正直どこまで書いて良いのかの判断が難しい。
内容はもちろん、評価についても技術本であれば気楽に薦められますが、思想、哲学関連は
人によっては内容が危険と言われるようなものでも、少数の方に対しては
かなり有効な本とかもあるわけで…。

色んな視点、角度から見て、なおかつ評価が片方に寄らず、公平、公正な見方を
したろうと思っていたんですが、なかなか至難の業です。『客観的に見る』って
言ったところで見てるのは自分ですからね。まぁ、それが面白いんですが。

頭の中では何となく纏まっていても、文章に打ち出すと中々その意図が書けない。
纏める技術が乏しいのはわかっていたので、練習もかねてブログやっていますが…。
…うーん、難しいね(笑)。

哲学者、思想家のすごいと思うところは、その内容を文書化し一般的に広められたことに
あると思います。もちろん弊害もあるでしょうが、この話では別のことなので省きます。
偉大なのは、その考え方を皆がわかるように順を追って説明していることだと思います。
これが難しい。自分はロジカルな話し方が苦手なので、なおさらそう感じます。

話が断片的ですいません。要は何かを見たり聞いたりしたものを評価、感想を持ち
それを人に薦めるって行動はどの程度の意味があるんだろうと思ってしまうわけです。
もちろん、知らない人に知ってもらうって事は重要です。

一般的な会話なら、コミュニケーションでもあるんで別に良いんですが、
それを実際に見たり読んだりしたうえで、好きな人は好きだろうし、
嫌いな人は嫌い、それでいいのではないかと。元も子もないですが。

その本を実際に手に取るまでのプロセスまでの効果しかないなら、
たぶん自分が求めている紹介とは違うのではないかと思います。
それなら、本屋の『オススメ』の看板で良いので。

自分が書籍の宣伝をした際、凄い違和感がありました。
実学の本ならまだ良いんですが考え方の本になると、まず自分が理解しきれていない。
感想を言えるだけの知識が足りていない。ただ著者から伝わってくる本質はなんとなく
掴めたので皆に知ってもらいたい。でも帯のキャッチコピーがやりたい訳ではない。

…とんでもなく傲慢ですね(笑)。


えーこの話、自分でもどう纏めようかわかんなくなってきたんでこの辺にします(笑)。

そういや最近、テレビで『アランの幸福論』のことがやっていました。断片的に見たので
一概には言えないんですが、あの考え方自分とそっくりでした…というか似すぎて
爆笑しました。

そんな訳で、近いうちに読もうと思います。


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Posted by 妖怪スクナカボチャ at 22:04│Comments(0)考学
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