リンゴのはちみつ漬け
保存食が好きで色々詮索していたら、『桃のはちみつ漬け』がヒットしました。元ネタは狼と香辛料って小説にあったようなんですが、読んだことはありません。ただ名前からしてうまそうなんだよなぁ(笑)。他にも梨やリンゴのことも書いてあったので、今回はリンゴでやります。前にリンゴ貰ってたんで丁度よかったです。
オリジナルレシピは結構シンプルなんですが、試した他の挑戦者の失敗例がいくつもありました。自重で潰れグズグズになったとか、発酵してしまったとか、腐っちゃったとか(笑)。
原作の舞台が中世ヨーロッパ風なので、おそらく作者は当時の資料を元にしていると思います。そもそもあっちの桃って結構固めのようなんです。日本の桃は柔らかめの品種が多いし、ましてや桃缶でやれば潰れるでしょう。イチジクも生だと潰れると思い、ドライにしました。
今回の材料はリンゴ、柚子、生姜、ドライイチジク、ドライアプリコット、胡桃、アーモンド、はちみつ、シナモン(ホール)です。おそらくとっても甘ったるくなると思い、木の実を増やし、柚子で柑橘系のさっぱりした感じを入れ、生姜やシナモンでスパイシーさを出し、味に締まりが出ることを期待してます。
写真にはレーズンもありますが、今回は入れていません。
下処理として、リンゴは皮をむき、芯を外す。柚子は果肉を絞ってリンゴにかけておき、皮は小さく切る。生姜は皮を剥いて薄くスライス。胡桃とアーモンドはオーブンでローストしカリッとさせます。はちみつは粘度が高いので、軽く湯煎してみました。他の食材が温まりすぎるといけないので少しだけです。
煮沸消毒した瓶に、材料を交互に敷き詰めていきます。3分の1くらい敷き詰めたらはちみつを加え、ひたひたになったら、また敷き詰めていく、の繰り返しです。先も書いたようにはちみつの粘度が高いので、すべて敷き詰めてからはちみつを入れても全然入っていきません。…実は3分の2位敷き詰めてからこの事を思い出したのは内緒の話です(苦笑)。
…アーモンドに絡んだはちみつが何とも…へへへ。うまそう(笑)。
シナモンは途中で突っ込んでおきます。最後にスライスした生姜で蓋をし、はちみつを被るまで入れてひとまず完了です。元レシピでは桃の方で2か月漬けるとありますが、こればかりはわかんないので、ちょくちょく見ておきます(笑)。
…漬物系はいつも出来上がりが心配です(笑)。時間かかるので尚更ですが、今回もうまくいってくれることを期待してます!