ぺティナイフを作ってみる 焼入れ 研磨

妖怪スクナカボチャ

2015年12月15日 15:39

前回は外形を研削し、ブレード部分も削りました。表面はザラザラしています。今回は研磨、焼入れを行います。

まずは表面の研磨です。耐水ペーパーの粒度を ♯180 ⇒ ♯240 ⇒ ♯400 ⇒ ♯600 ⇒ ♯800 ⇒ ♯1200 と順に細かくし、研磨していきます。♯1200まで終わったら焼入れをします。今回は業者に依頼しました。

帰ってきた鋼材です。



HRC(ロックウェル硬さ)は62。鋼材ATS-34の熱処理後のHRCは60~62みたいなので、結構固めに仕上がってきました。

熱処理後の鋼材の表面は酸化被膜で覆われており、色が洋銀っぽくて個人的に好きです…が、磨かなければなりません。放置すると錆びるようです。

続いて耐水ペーパーで ♯1200 ⇒ ♯1500 ⇒ ♯2000 ⇒ ♯3000 と磨き、最後に青バフをかけ、鏡面仕上げにします。

単体での写真では違いがわかりにくかったので、下に本を置いてみました。



良い感じに反射しています。初にしては、まずまずの出来でしょうか。

次回はヒルトと柄の部分ですね。


関連記事
ローム ダブルパイアイロン 1605
アックスホルダー
山小屋で焚き火
中古の銅鍋のメンテ
ペティナイフを作ってみる 完成!
ぺティナイフを作ってみる ハンドル部の加工 シース製作
…アカシ(ファットウッド)、掘り?
Share to Facebook To tweet